2024年4月30日
【識名酒造】最古の古酒を所有する酒造所
いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます。
泡盛ガチャ第6弾にご協力いただいた8酒造所の特徴や、泡盛造りのこだわりなどをお伝えしてきました。いよいよ今回が最後のご紹介となります。
今回ご紹介するのは、沖縄最古の泡盛を所有する「有限会社 識名酒造」
大正7年に創業してから現在まで、那覇市首里赤田町で泡盛を造り続けています。
識名酒造の泡盛は、泡盛鑑評会、県知事賞、ヨーロッパにおけるモンドセレクションでの特別金賞など数多くの賞を受賞しています。
今回取材を受けてくださったのは、4代目当主の識名 研二さん。
先代であるお父様に泡盛造りを教えてもらいながら、小学生の頃から仕込みなどを手伝っていたそうです。
最古の泡盛はなんと150年もの
第二次世界大戦によって、それ以前に造られた泡盛はそのほとんどが失われてしまいました。
しかし、識名酒造2代目の識名盛恒さんが、南蛮甕(なんばんがめ)に入れた3つの古酒を庭先の地中深くに埋めて守っていました。
戦火を逃れ、150年の時を経て奇跡的に残ったのは2つだけ。
現在でも自宅で家宝として大切に保管されているそうです。150年ものの古酒ってどんな味がするのか気になりますね。
キャッチコピーは「古風味豊かな琉球泡盛」
古風味豊かな琉球泡盛とは、「新酒だけれど古酒のような味わいの泡盛を造りたい」と付けたキャッチコピー。
古風味豊かな琉球泡盛を造るためにいつも識名さんが考えていることは、
「放っておいてもアルコールはできあがる。だが、良い酒を造るにはどうしたらいいのか。」
より良いお酒を作るためにもろみの温度管理や蒸留にこだわり、時には泡盛を造る仲間に相談しながら日々試行錯誤しているそうです。
当たるかもしれない識名酒造のお酒
秋から冬にかけての通り雨のように、さわやかな飲み口の泡盛を造りたいという思いを込めて名づけられた時雨(しぐれ)から3種類が参加です。
識名酒造といえばこれ:時雨
識名酒造のお酒の中でいちばん飲まれている代表の泡盛です。
じつは、当主の識名さんがいつも飲んでいる泡盛はこれ。
寒い時期にはお湯割り、暖かくなってきたらロックや濃いめの水割りがおすすめです。
創業当時の味:時雨甕貯蔵
創業当時から造られている人気の泡盛。
識名酒造の信念「古風味豊かな琉球泡盛」を感じる優しい味わいは、泡盛初心者にもおすすめです。
贅沢な古酒:時雨熟成7年古酒
沖縄県内で活躍中のアーティストHAYATO MACHIDAさんの作品「appearance(アピアランス)」が施されたラベルが目を惹きます。
口に入れると7年の時を重ねた深みのある香りと、まろやかな甘さが楽しめます。
ぜひロックやストレートでゆっくりとご堪能ください。
おすすめのペアリング
今回ご提供いただく識名酒造の泡盛は、どんな料理と合わせるのがおすすめなのか。
識名さんに尋ねたところ、「沖縄料理はもちろんパスタやピザ、焼き鳥など様々な料理と合います。どんな食べ物にも合う味わいの泡盛なので、お好きな食べ物と一緒に飲んで楽しんでほしい」とのことです。
識名酒造の泡盛が当たった方はぜひいろんな料理に合わせてバリエーションをお楽しみください。
いよいよ販売開始!泡盛ガチャ中南部編
そしてついに明日、5月1日(水)10時より泡盛ガチャの予約販売が開始します。
予約販売の時点でご用意したセット数が全て売り切れてしまうと、泡盛ガチャの企画も終了となります。みなさまお見逃しなく!