2023年8月31日
東京ウイスキー&スピリッツコンペティションで審査員を務める松山謙さんによる「Ken’s Choice NATURE」テイスティングコメント
いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます。
いよいよ「Ken’s Choice NATURE」の発売が明日お昼12時となりました。
今回は、テイスティングコメントをご紹介いたします。
まず「Ken’s Choice NATURE」は、
アルコール度数50度と59度のちがう2種類をご用意しました。
50度は加水をして飲みやすく調整をしたウイスキーで、
59度は樽から出した原酒に加水せず瓶詰めしたカスクストレングスのウイスキーです。
謙さんが自らこだわったふたつのアメリカンホワイトオーク樽の新樽に熟成させました。
このふたつの樽から出したウイスキーを松山謙さんがしっかりと飲み比べた上で
どちらがカスクストレングスに相応しいかを見極め、ボトリングしました。
それは、同じ原酒・同じ種類の樽・同じ熟成期間でも
樽のクセや特徴によって香りや味わいにちがいが生まれるから。
亜熱帯熟成のライスウイスキーはなおさら熟成の進み具合を見極めるのが難しく、
プロの目利きが必要とされます。
そんな「Ken’s Choice NATURE」のテイスティングコメントを東京ウイスキー&スピリッツコン
ペティション(TWSC)審査員も務める謙さんのコメントを引用してご紹介いたします。
“アメリカンホワイトオークの新樽熟成によるバーボンのような樽の香りが色濃く出ています。
チョコレートやシナモン、キャラメルのような甘い味わいとその奥にお米の甘い風味が感じられ
る。これはライスウイスキーの特徴と言えると思います。50度の方は、冷やしてもバランスが崩
れないのでオンザロックや、ちょっと濃いめのハイボールにして飲むのがおすすめです。食前酒や
食中酒としてお肉料理に合わせるのもいいと思います。それこそ沖縄料理なんかにも。オールマイ
ティーなお酒ですね。
59度のカスクストレングスは、チョコレートやマンゴーのドライフルーツなんか合うと思いま
す。ストレートで食後にゆっくり味わっていただきたいです。そうやって飲み分けもしていただけ
ればうれしいですね。”
“現在日本では多くのウイスキーを扱う蒸留所が増えて空前のウイスキーブームとなっています。
ただ、久米仙酒造さんは泡盛造りで培った長年の技術と知識、亜熱帯という沖縄ならではの特別
な環境下により新たなウイスキー造りが展開されています。そんな新しいライスウイスキーを日本
だけではなく世界に発信していきたい。亜熱帯熟成のライスウイスキーに可能性を感じたこの感
覚をすべてのウイスキーファンに届けたい。ぜひお手に取って飲んでいただき、沖縄の自然を感じ
ていただけると幸いです。”
いよいよ発売は明日お昼12時となりました。
それぞれ
AKASHOUBIN 50度が300本、
YANBARUKUINA 59度が250本の限定販売です。
(※通販での販売は50度が70本、59度が40本)
売り切れ次第終了となりますので、
買い逃しがないようにご注意くださいね。