【忠孝酒造】可能性を追求していく泡盛

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます。

泡盛ガチャの予約販売まであと3日となりました。
今回は忠孝酒造をご紹介します。

1949年に沖縄本島南部の豊見城村(現在の豊見城市)にて大城酒造所として創業。1980年に現在の忠孝酒造となりました。
「泡盛文化の継承と創造」を基本理念として掲げ、沖縄の豊かな伝統を尊重し、常に泡盛の新しい可能性を追求しています。

また、泡盛メーカーとして初めて泡盛を熟成させる甕(カメ)の研究を手がけ、「琉球城焼(りゅうきゅうぐすくやき)」として古酒甕や酒器の製造も行なっています。

変幻自在の泡盛造り

忠孝酒造の泡盛の魅力は幅広いバリエーション。
銘柄によって、伝統に基づいた様々な製法を取り入れています。

深みとなめらかさを持つ銘柄からフレッシュでフルーティーな銘柄まで、商品1つ1つが独自の魅力を持っており、幅広い客層に愛される泡盛を造っています。

今回は3種類の泡盛でご協力いただきました。

夢航海30度720ml

1983年の発売以来、泡盛初心者から泡盛愛好家まで幅広い層から愛されているロングセラー商品。2023年には、TWSC2023銅賞を受賞しています(TWSCとは東京で開かれるお酒の品評会のこと)。
青リンゴのようなフルーティーな香りとすっきりした爽やかな飲み口で、炭酸割りやフルーツ炭酸割りで飲むのがおすすめ。

月の蒸溜所 (沖縄県伊平屋島産米) 43度 500ml

伊平屋島(いへやじま)の米で造った泡盛。
昔ながらの製法がコンセプトで、すべての工程を手作業でおこなっています。
おこげの香りと甘みが口に広がる、大人向けのスイート&ビターな味わい。ストレートで飲むのがおすすめです。

15年古酒忠孝40度720ml

甕熟成とは一味違う芳醇でコクのある味わいと、ジャスミンのような華やかさが特徴。ロックやストレートでお楽しみください。

泡盛の魅力を世界へ

今回の取材に応じてくださったのは、杜氏の井上創平さん。

これからの忠孝酒造についてお尋ねしたところ、「今までの経験を活かしながら、より多くの人に愛される泡盛を造り、琉球泡盛の文化と新たな価値を積極的に世界へ発信していきたい。」と話してくださいました。

また、泡盛ガチャに参加するにあたって、「この企画を通して泡盛の多様性、そして私たちの熱い想いが多くの人に届けば幸いです。お客様には、酒造所ごとの味のちがいを楽しんでほしいです。」とのコメントもいただきました。

今回は忠孝酒造のご紹介でした。
甕造りからこだわったバリエーション豊かな泡盛をお楽しみください。