【上原酒造】地元糸満市へ想いを込めた泡盛造り

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます。

泡盛ガチャの予約販売開始までもう少し。

今回は糸満市の上原酒造を紹介します。

上原酒造は1947年に沖縄本島南部の海人(うみんちゅ)の町、糸満市にて創業された歴史の深い蔵元。
(うみんちゅは沖縄の言葉で漁師さんなど海に関わる人たちのこと)

これまで数々の泡盛艦評会県知事賞を受賞しています。

2015年からお休み期間を経て、2021年に再び泡盛造りを再開しました。

業界初「電子技法」を用いた泡盛造り

上原酒造は、ほかの酒造所では使われていない方法で泡盛造りをしています。

それは、電子技法。

水や米を備長炭や電子発生装置によって還元・活性化する技法で、マイナスイオン技法ともいうそうです。電子技法で造られた泡盛はバランスが良くマイルドな味と香りになるほか、二日酔いしにくいという特徴があるそうです。

泡盛ガチャに登場する上原酒造の泡盛

今回取り扱わせていただく商品は3種類。

取材を受けてくださった製造担当の吉永さんからは、「登場するどの泡盛も刺身などの魚料理にぴったりな味わい」とのコメントをいただいております。

いとまん30度720ml

糸満市への想いを込めて造られた泡盛。

華やかで甘い味わいが特徴です。

神泉初垂れ44度720ml

毎年初仕事の日、1年に1度だけ造られる新年初蒸留の泡盛。

粗めのろ過で旨み成分が多く残り、フルーティーさを感じられます。

ストレートで飲むのがおすすめ。

神泉プレミアム43720ml

令和4年泡盛鑑評会で金賞を受賞した、数量限定のレアな逸品。

上原酒造に眠る貴重な7〜8年ものの古酒を3種類ブレンドしています。

濃厚な味と香りに雑味のないスッキリとした正統派の味わい。

ロックやストレートでお楽しみください。

代表銘柄「神泉」の名前の由来

上原酒造の裏手には、1年中枯れることのない湧き水「ンブガー」があります。

昔から人々の暮らしには欠かせない神聖な水として大切にされており、今も守り継がれています。
その湧き水への感謝を込めて名付けられたのが、上原酒造の代表銘柄「神泉」です。

これからの上原酒造

取材でご対応いただいたのは製造担当の吉永桐人さん。

「泡盛は、3年以上の熟成期間を経て古酒になります。泡盛といえば古酒造り。これから古酒造りにもっと力を入れたいです。お休み期間から再開してから2年ほど経ったということもありますし、試行錯誤しながら更なるオリジナリティを求めていきます。」

と話してくださいました。

今回は上原酒造の紹介でした。

地元糸満市で長年愛される泡盛を、ぜひご賞味ください。