【株式会社多良川】思い出と共に熟成する泡盛

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

いよいよ発売が今週末に迫った、泡盛ガチャ「樽熟成編」。
今回は宮古島に拠点を構える株式会社多良川をご紹介いたします。

1948年に創業した多良川は、宮古島の城辺にある地下水脈の上比根杜から湧き出る伏流水を活用して酒造りを行います。その水源にちなんで「多良川」と名付けられました。創業以来、業界で初めてとなるアルミ缶容器を導入し、クラシックを聞かせて熟成させた古酒を販売するなど、革新にも積極的に取り組んでいます。

上比屋山の麓で熟成される秘蔵の泡盛

上比屋山の麓にある「ういぴゃーうぷうす蔵」。「ういぴゃー」は地名、「うぷうす」は大きな穴を意味します。多良川の本社から徒歩5分ほどの場所にあるこの蔵では、お客様から預かった泡盛が大切に保管されています。沖縄では、人生の節目に泡盛を仕込み、長期にわたって貯蔵するという風習があります。成人祝いや結婚式、子供の誕生など、特別な日に仕込まれた泡盛は、時を経るごとに熟成され、思い出が深まるように、その味わいもより一層豊かになっていきます。

長期貯蔵熟成
多良川では、できたばかりの若い泡盛も1年以上熟成させ、旨みと香りに深みを与えていきます。特に長期熟成された古酒は、豊かな風味をもつ点が大きな特徴です。古酒の芳醇な風味とコクを楽しむと同時に、古酒を育てる時間を楽しむのも魅力のひとつです。

今回取り扱いさせていただく商品17年古酒 樽仕込みVB19(40度)

17年熟成させた古酒をさらにバーボン樽で追熟させた「17年古酒 樽仕込みVB19(40度)」。長期熟成によって引き出された泡盛の深みと、バーボン樽によるリッチな香りが調和し、ふくよかでまろやかな味わいが特徴です。ロックやストレートでゆっくりと味わいながら、時間と共に変化する香りをお楽しみください。

時間と共に育まれた豊かな味わいをぜひご堪能ください。