【有限会社八重泉酒造】樽熟成泡盛の魅力と挑戦

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

先日からご案内している「泡盛ガチャ 樽熟成編」。今回は、「泡盛ガチャ 石垣島編」でもご協力いただいた八重泉酒造をご紹介します。

石垣島に初上陸

前回は工場への取材ができませんでしたが、今回石垣島に初上陸しました!

石垣島は、おいしい石垣牛の生産地としても有名。のどかな風景が広がる美しい場所です。自然豊かな環境で、八重泉酒造は伝統とこだわりを持って泡盛を造り続けています。

樽熟成泡盛の製造における八重泉酒造のこだわり

今回取材に応じてくださったのは代表取締役社長の座喜味盛行さん。

八重泉酒造では、いくつもの種類の泡盛を販売していますが、特に樽の種類や寝かせる年数によって異なる味わいが楽しめる「樽熟成泡盛」が人気です。


その魅力の1つは、ブレンドによってそれぞれの樽の良さを活かした独自の風味を作り出していること。複数の樽熟成泡盛をブレンドすることで、まさに「いいとこどり」の味わいを造り出しています。

石垣島で主流の直釜蒸留

もう1つのこだわりは、石垣島で主流となっている直釜蒸留。直火で加熱することで、蒸留時間が短くなるのが特徴です。これにより、濃厚でコクのある泡盛が生まれます。また、近年では新しい蒸留機を導入することで、さらなる品質向上を図っています。

樽熟成の歴史

1955年に創業した八重泉酒造。創業から5年が経った1960年頃から、樽熟成泡盛の製造に着手。いち早く他社と差別化を図るため、樽での貯蔵を始めました。長年培ってきた技術が、現在の樽熟成泡盛にしっかりと活かされています。

使用する樽の種類

アメリカンオーク、フレンチオーク、スパニッシュオークといった多様な樽を使用しています。これらの樽は、新樽や中古樽、再生樽などが使われ、商品ごとに異なる味わいを生み出しています。熟成する酒は常に厳選し、樽に入れる前に品質を確認。そして熟成中も定期的にテイスティングを行い、時間とともに変化する風味を見極めながら最適な熟成状態を保っています。

泡盛ガチャで取り扱させていただく商品は…

今回、八重泉酒造からは3種類のお酒をご提供いただきました。どれも個性あふれる素敵な商品ばかりです。

八重泉BARREL 40度 720ml

泡盛を樫樽(かしだる)で長期熟成させた原酒なので泡盛本来の味を楽しんでいただけます。上質な味わいは食後の1杯にぴったりです。

八重泉樽貯蔵 43度 720ml

石垣島に伝わる直釜蒸留と樽貯蔵技術を融合させた泡盛。樽香がしっかり感じられる人気のロングセラー商品。グリーンボトルの愛称で、地元の方や県外の方にも愛される逸品。

八重泉GOLD 25度 720ml

焼酎の度数帯に合わせた25度の泡盛は、食中酒としておすすめです。炭酸割りで楽しむのが座喜味さんのトレンドだそう。ぜひ1度お試しください。

座喜味さんからのメッセージ

「今回の樽ガチャ企画を通じて、洋酒好きな方や泡盛ファンのみなさまに、新しい楽しみ方を見つけていただければと思っています。自分に合った味わいや飲み方を見つけて、ぜひ泡盛の魅力を再発見してください!」

今回の泡盛ガチャを通して、八重泉酒造ならではの樽熟成の魅力をぜひご堪能ください。