【泡盛マイスター協会 会長から教わる新店舗開店に向けたBAR研修】

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます。

先日、6月28日にオープンした「OKINAWA BLUE 平和通り店」
この1ヵ月ほど前に、オープンに向けて新人スタッフのBAR研修を行いました!

研修場所は那覇市内にあるThe BAR shiokawa(ザ・バーシオカワ)

場所:The BAR shiokawa
所在地:沖縄県那覇市久茂地3-15-15 第2やまこビル2階
連絡先:098-869-6201
営業時間:20:00~翌3:00(L.O. 2:00)
定休日:不定休

The BAR shiokawa は30年以上歴史のある老舗BARで、泡盛マイスター協会 会長の塩川学さんがオーナーをしています。久米仙酒造の新商品を発売する時にも、テイスティングをしていただくことも多く、日頃からお世話になっている方です。

今回はお酒の知識やテイスティング方法、バーテンダーとしての立ち振る舞いなどを教えていただきました。

まずはじめに久米仙酒造の泡盛の中でも人気を誇る「久米仙 古酒 BLACK 35度」をテイスティング。

新人スタッフが塩川さんのコメントを聞く前に、色や香り、味などを感じたままに書きとめていきます。

「実はバーテンダーという仕事はお酒を作っている時間が2割で、残り8割はお客様との会話です。だから味わって感じたことを言葉にして相手にうまく伝えることが重要。」

と塩川さんが仕事をするうえで大切にしていることを教えてくださいました。

簡単そうに見えますが、自分の感じていることを相手に伝わるように言語化することって実際やってみるとなかなか難しく、うまく言葉が出てきません。

「伝える」ことの大切さをあらためて認識させられました。

そのあとはバースプーンやメジャーカップの持ち方、使い方などを丁寧にレクチャーしていただきました。

「キレイな姿勢で美味しいお酒を作ることがバーテンダーには必要。」

というアドバイスを聞き、前かがみになりがちな姿勢を正して、所作・お酒の扱い方など
つねにお客様に見られていることを意識しながらお酒を作ります。

初めて扱う道具に苦戦しながらも、練習を重ねるたびにコツをつかんでいきます。

「基本混ぜるときバースプーンは内側に。お酒がこぼれた時にお客さんではなく自分にはねるように。」

1つ1つの動作にも意味があって、知れば知るほど奥深い世界です。

次に沖縄生まれのライスウイスキー「沖縄ISLAND BLUE 8年」「沖縄 ISLAND BLUE 43度」を実際に飲み比べてみることに。

光にかざして色の濃度を確認し、それぞれの味の特徴をみんなでディスカッションしました。
各個人で感じ方にも違いがあることがわかり、いい刺激になります。

最後は1日学んだことを思い出しながら1つ1つ丁寧にハイボールを作っていきます。

同じお酒で作っても味や炭酸の味わいが変化するので、美味しいお酒を作るために何度も練習を重ねました。

塩川さんは
「どこに炭酸を入れたら美味しいハイボールができるかは感覚で分かるようになる。」
「飲まなくても自分の作ったお酒が何点かわかるから、お客様に提供するお酒は80点以上じゃないと作り直すよ。

改めて30年というキャリアのすごさを実感しました。

1日の研修を終え、これまで以上にお酒への理解が深まった様子のスタッフたち。

今回教えていただいた技術をさらに磨き「OKINAWA BLUE 平和通り店」から
沖縄生まれのライスウイスキーの魅力をお伝えしていきます!

ぜひ平和通りにお越しの際は「OKINAWA BLUE 平和通り店」へお立ち寄りください。

今回使用した「沖縄ISLAND BLUE 8年」はこちら
https://kumesenshop.com/products/okinawablue8years

今回使用した「沖縄 ISLAND BLUE 43度」はこちら
https://kumesenshop.com/products/okinawablue43