【取材】Ken’s Choice NATURE 第2弾のこだわり 

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます。 
先日からお伝えしている Ken’s Choice NATURE 第2弾について謙さんにインタビューしました。 

第1弾の反響はいかがでしたか? 

「おかさまで通販・直営ともに完売で好評をいただいています。自分自身みなさんからどんな反応が来るのかすごく楽しみだったんですよ。だからKen’s barで注文されたお客様にエイジングなどの説明はしないで『いいからまずは飲んでみて』と飲んでもらったんです。お客様からは『熟成期間は3年ですか?』と。『いやいや熟成1年、バッティングしてから4ヶ月です』と言うとみんな驚いていました。日本で唯一のウイスキー専門誌であるGalore2月号にも掲載されて、沖縄で作るウイスキーの可能性と言うものを示せたんじゃないかと思います。」 

今回特にこだわったところや難しかったところを教えてください。 

「味のつき具合の検証が難しかったです。今回は第1弾と同じ原酒を、前回使用したアメリカンホワイトオークの樽で熟成させました。秋から冬の季節で熟成させる予定だったので熟成期間を長めにとろうと考えていました。しかし熟成最後に樽を置く場所を移動させたことで思ったより早く熟成が進み、ボトリングのタイミングが早まりました。やはり、沖縄の亜熱帯気候の熟成スピードは油断できませんね。」 

第1弾との違いについて教えてください。

「第1弾との大きな違いはです。第1弾で使用したときはバージンオークでしたが、1度使用したため今回はファーストフィルとなります。これにより風味のつき方が大きく変わってきます。また熟成させた季節が第1弾は春から夏でしたが今回は秋から冬です。沖縄は冬でも暖かいとはいえ湿度や温度の違いが熟成具合に違いが生まれます。」 

最後に第2弾を購入する方へコメントをお願いいたします。

「第2弾も飲み手の好みに合わせた2種類となります。2つの樽の個性の違いを味わえるよう、加水したものとカスクストレングスの2タイプを用意しました。 

加水タイプは前回より加水率を上げてよりハイボール等ライトな飲み方におすすめのアイテムになっております。カスクストレングスは沖縄ならではの熟成感、トロピカルなフルーツの風味を味わっていただければと思います。」 

予約販売開始まで残り数日。お見逃しなく。