2024年12月10日
久米仙酒造を継ぐ10人の蔵人-お酒の魅力を広げるECの蔵人
いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「伝統を大切にしながら泡盛の新しい可能性を求めて一歩進んだ酒づくり」をモットーに、業界の常識に捉われず「沖縄から世界へ」新しい挑戦を繰り広げる久米仙酒造。そんな久米仙酒造を紡ぐ10人の蔵人にスポットを当て、彼らの想いやこだわりを紹介していきます。
第6回目となる今回は、通信販売を担う古藤潤 (ことうじゅん)さんをご紹介。
関西出身の古藤さん。沖縄に移住してから20年以上が経った今も関西弁は健在です。休日は家族とお出かけを楽しみ、子供と触れ合う時間を大切にしています。明るい関西弁で職場を和ませる、会社のムードメーカー的な存在です。前回紹介した上原さんいわく、「古藤さんは『誠実』という言葉がぴったりの人」とのこと。そんな古藤さんに、仕事へのこだわりや久米仙酒造に対する想いを伺いました。
ベテランのこだわり
―古藤さんが久米仙酒造に入社したきっかけを教えてください。
以前はウェブ関連の会社でデジタル広告の営業やECサイトのウェブディレクターをしていました。その経験をメーカーで活かしたいと思い、久米仙酒造に応募しました。入社当時は通販事業部で楽天やYahoo!を担当していました。現在は予算達成に向けた施策や新規システム導入作業などチーム全体のマネジメントをしています。
―ウェブ業界一筋なんですね!20年以上たずさわるこの職種で、最も心がけていることはありますか?
どんな職場にいても、お客様を常に意識することを心がけています。特に通信販売は直接お客様と顔を合わせることができませんが、その分、どうすれば『喜んでもらえるか』を真剣に考えています。誕生日や大切な人へのプレゼントといった人生の大切な瞬間に、久米仙の商品を選んでもらえるように常に意識しています。久米仙の商品を通して、お客様の生活の中に少しでも幸せをお届けしたいですね。
信頼は積み重ね
―ネット上でのやり取りだとお客様に安心感や信頼感を持っていただくのは難しいと思うのですが、なにか工夫していることはありますか?
久米仙酒造には、73年の歴史があるからこその信頼があるのだと考えています。我々がその信頼を守り続けるために、通販事業においても誠実であることを心がけています。例えば電話対応や梱包は、あたりまえですが丁寧に。キャンペーンを企画する際は、お客様が本当に喜んでくれる内容かどうかを徹底的に考えます。信頼は積み重ねですから、ひとつひとつの作業に誠実に向き合い続けることで最終的に信頼を守り続けることにつながると思っています。
―そんな古藤さんが仕事の中でやりがいを感じる瞬間を教えてください。
少し回答がずれるかもしれませんが、入社して一番感動したのは、従業員の人の良さです。仕事への真摯な姿勢だけでなく、お互いへの気遣いが本当に素晴らしいんです。たとえば、次に使う人のためにゴミをまとめておくとか、「疲れてない?」と声をかけてくれたり、会社の敷地内で植物を育てたりと、授業員の皆さんの優しさが溢れています。そんな素敵な仲間たちと一緒に仕事ができることがやりがいです。それに、お客様からの「ありがとう」を頂いた時や、チームや従業員のみんなで目標達成する事にやりがいを感じます。
顔が浮かぶくらい、身近に感じて欲しい
―最後に、みなさんに伝えたいことはありますか?
従業員一人ひとりの人間性が伝われば嬉しいです。商品を手に取ったとき、『こんな人が造っているんだな』『こんな人が関わっているんだな』と顔が浮かぶくらい、身近に感じてもらえたらと思います。
ひとつひとつの仕事に真摯に向き合う古藤さん。その誠実さは、日々の細やかな業務に活かされています。これからも通信販売を通じてお客様とのつながりを深め、久米仙ならではの温かみと信頼を未来へと受け継いでいきます。
次回はお酒と共に想いを運ぶ蔵人を紹介
次回は、お酒と共に想いを運ぶ蔵人 佐久川徹さんです。
古藤さんに佐久川さんについて尋ねると、「全国の営業に関することなら全て把握している頼れる先輩」とのこと。
次回をおたのしみに。