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泡盛の賞味期限は?古酒や他のお酒の賞味期限についてを沖縄泡盛メーカーが解説!

2021年04月01日 16:11:00

泡盛の賞味期限はいつまでなんだろう、、、。と疑問に思ったことはありませんか?

今回はそんな泡盛の賞味期限や、その他のお酒の賞味期限についても解説していきたいと思います。


泡盛は月日をかけて熟成させるのも楽しみの一つです。

適切な保存方法などを知って長期熟成させた泡盛を楽しんでみてください。


泡盛の賞味期限は?


泡盛に賞味期限はありません


泡盛をはじめお酒(焼酎、ウォッカ、ウィスキー、テキーラなど)と呼ばれる蒸留酒には基本的には賞味期限はありません。

さらに、泡盛には長期熟成をさせる事での古酒と呼ばれる商品もあり数十年間熟成された貴重なものも存在します。


ただし、保管の環境や保存方法によっては本来のお酒の状態を保てない場合もありますので注意が必要です。泡盛の商品の中でも長期保管する場合注意をしていただきたい以下のような商品がいくつかあります。


・紙パックの商品

・蓋の部分にゴムパッキンやコルクなどを使用している商品

・甕(かめ)での保管


未開封の泡盛でも注意が必要な場合が


注意① 紙パックの泡盛

紙パックでの商品の長期保管には未開封であっても注意が必要です。

本来、紙パックの商品は新酒などの商品に使用されていることが多く、長期保管を前提としていない場合が多いからです。

さらに、泡盛はアルコール度数が高いこともありアルコールの成分でパックの内側で化学反応が起こり、味わいが変化してしまう可能性があります。

紙パックの商品は基本的には内側を保護する特殊な加工をしていますが、あくまで短期間の保管を推奨していますので注意が必要です。


注意② 蓋の形状に注意

入れ物が瓶(びん)などであっても、蓋の部分にゴムパッキンを使用している場合やコルクで蓋をしている場合も注意が必要です。

単純に劣化する素材ということもあり数年の長期保管する場合にはあまり向いていません。

すぐに劣化すると言うこともありませんが、もし長期保管をしたい泡盛であれば、容器やフタを密閉できるような物に入れ替えるのをおすすめします。


注意③ 甕(かめ)での保管に注意


甕を使っての保管も注意が必要です。

沖縄の泡盛や中国の紹興酒など甕で保管されているような印象もあるお酒ですが、甕など土から生成されている陶器でできている容器は、厳密にいうと呼吸をしていると言われています。

中のお酒が直接的に漏れ出ることはあまりないかもしれませんが、アルコール成分が徐々に蒸発していくという感じです。長期間開封していなかった甕をあけたら中身が空っぽになっていた、といった話も聞くことがあります。


ですが一方で、古くからある沖縄の家では、甕で保管している泡盛に少しづつ泡盛を注ぎ足しながら何十年ものの古酒を楽しむということも行われています(「仕次ぎ・しつぎ」といいます)。もしご家庭に、昔から保管されているお酒の甕などがある場合は一度確かめてみてはいかがでしょうか?


瓶(びん)での保管は10年以上前の物でも問題なし


弊社などのメーカーで発売する古酒と呼ばれる商品は、いろいろな厳しい基準を踏まえて保管や商品化をして販売いたしますが、お客様の中にはお気に入りの泡盛を数本購入しすぐに飲んで楽しむ用と長期保存してから楽しむ用と分け、熟成を楽しむ方もいらっしゃいます。

そんな場合は瓶での商品をおすすめいたします。3年以上の熟成であれば古酒と呼べますが、新酒とは違う古酒本来の味わいを出すには、5年以上熟成をした方がはっきりと違いが感じられるようになりますので、ご自身で長期熟成をさせて楽しむ場合はぜひチャレンジしてみてください。


泡盛の古酒の賞味期限は?

古酒にも賞味期限はありません


ここまでの泡盛の賞味期限や保管の注意などの解説でも古酒についても賞味期限はないということはおわかりいただけたかと思います。


沖縄での古酒についての楽しみ方はさまざまあると言われています。

数十年物や中には100年を超えるような泡盛をコレクションとして楽しむ方や、子供が生まれた年に一緒に泡盛を仕込み、二十歳の成人を迎えた時に20年ものの古酒を成人のお祝いで家族で楽しむなど文化として楽しまれる一面もあります。

賞味期限がなく長期熟成することでより美味しくなるという特徴があるからできる楽しみ方ですね。


その他のお酒の賞味期限

日本酒の賞味期限


日本酒においても賞味期限はないとされています。泡盛などの蒸留酒よりは低いですが、アルコール度数が高いため細菌などが繁殖しにくいためといわれています。

ですが、泡盛のように長期保存する事で熟成する種類は少なく、賞味期限は無いので飲むことは可能ですが、風味や色が変化してしまうので、日本酒の種類によって適正な時期に飲むことが一番美味しく飲めるといわれています。


焼酎の賞味期限


焼酎も泡盛と同じく賞味期限はありません。

古酒のイメージは泡盛ほどありませんが焼酎の古酒も存在しています。


保存の方法などは泡盛と同じで、直射日光が当たる場所を避けることや、酸化しないように容器や蓋などの劣化が少ない物を選んでいただければ品質が大きく変わることはありません。

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