2019.6.19

泡盛好きの女子が古酒の魅力を語る!第2回「泡盛女子座談会」

今回の座談会への登壇者
左から、牧野 ひとみ(泡盛大好きインフルエンサー)、新垣 夢加(県内最大手酒販会社 南島酒販勤務 泡盛マイスター)、金城 尚子(一般参加)、下向 依梨(泡盛ガール instagram (https://www.instagram.com/awamori_girl/ ))、滝田 まな(2018那覇観光キャンペーンレディ)、久高 葵(泡盛マイスター、ほろ酔い編集長)

ゲスト登壇者紹介

久高 葵(泡盛マイスター、ほろ酔い編集長 著書
「沖縄の文化といえば泡盛。ほかのお酒と比べてもとても美味しいんです」
そう話すのは、ほろ酔い編集長の久高葵さん。2018年8月23日に発売された著書「泡盛マイスターの編集長と酒好きにすすめたい泡盛の香り」は、とっても奥深い泡盛の世界をご紹介。おすすめの銘柄や美味しい飲み方など、初めて泡盛を手に取る方に喜ばれる一冊。

 


滝田 まな(2018那覇観光キャンペーンレディ)

趣味は「ぬちぐすい※」探し、ダンス、筋トレ、アロマセラピー。
2018年那覇観光キャンペーンレディ。那覇市のPRや親善交流のため県内外における観光宣伝及び公式行事に参加してきた。
現在は琉球大学観光産業科学部観光科学科に所属。若者に向けて泡盛を沖縄の文化として広めていけるよう、日々研究中。
※ぬちぐすい(命薬)・・・力が湧くような美味しい食べ物や心の中が暖かくなって癒されるような出来事などを表す言葉

 


牧野 ひとみ(泡盛大好きインフルエンサー)

沖縄民謡酒場で三線を弾いたりラジオに出演したりと、泡盛の魅力を伝えているインフルエンサー。
宜野湾市のラジオ番組に自身のコーナーを持っており、そこで泡盛を紹介している。
普段は泡盛の種類が豊富な民謡酒場で働いており、県外から来たお客様に『こういう泡盛がいいですよー』って泡盛の普及活動をしている。

 

前回の第1回「泡盛女子座談会」(https://kumesen.co.jp/magazine/11/ )では、泡盛を好きになったきっかけなどを大いに語っていただきました。
今回のテーマは、泡盛の大きな魅力の一つ「古酒(こしゅ、くーす)」!
皆さんは泡盛の「古酒」ってご存知ですか?
泡盛好きの女子たちが語る、古酒の魅力をご紹介します。

「古酒」って何?新酒とはどう違うの?


写真中央グリーンのボトル:久米仙グリーンボトル 30度 720ml(新酒) グリーンボトルの右:久米仙ブラック古酒 35度 720ml(古酒)

下向:では早速「古酒」の魅力について語っていきたいんですけど、ところで皆さん!「古酒」ってなんだかわかりますか?

全員:寝かせてるってこと?

下向:そう!寝かせるの。3年寝かせると「古酒」って言います。

 


久米仙酒造の新酒と古酒を手に取る下向

下向:今回は、同じ酒造所の新酒と古酒で、どのように味や香りが異なるか比べてみましょう!


新酒と古酒の香りを比べている

下向:どうですか?皆さん。

全員:新酒の方はお酒感がガツンってくる感じ、古酒の方はまろやかで香りがフワって広がって、甘い味が口の中に残る!

皆さん、新酒と古酒の違いは伝わりましたか?
新酒は3年未満のお酒。お酒本来のシャープな味わいがダイレクトに感じられます。
古酒は3年以上寝かせたお酒。香りも味もまろやかで甘みすら感じられる味わいになります。
時間が経つにつれて風味が変化する泡盛って、とても面白いですよね!
泡盛には「古酒」と「新酒」があって、それぞれ味わいが違って楽しいということを覚えておいてくださいね。

古酒の香りを例えるなら?


古酒の香りは何に例えられるだろうか・・・

下向:今日は、スペシャルゲストで私の飲み仲間でもある神村酒造の中里陽子さんにお越しいただいております。何と古酒の差し入れをしていただきました!

全員:おーーーっ!

下向:早速、みんなで飲んでみましょう!皆さんいかがですか?

すごい!ふわって香りが一気に広がる!

甘―い!
バニラみたいな香り?
キャラメル!
メープルシロップのような・・

下向:これはどんなお酒なのですか?


神村酒造の中里陽子さん。今回お持ちいただいたのは「芳醇浪漫甕貯蔵6年古酒44度720ml(平成30年度県知事賞受賞)」。特別な酵母菌を使って発酵させて製造している。

中里:甘みと香ばしさが出るような酵母菌で造ってます。それを甕に入れて寝かせるとこのような味わいになるんですね。

全員甘い香りを感じられたようです。
泡盛のイメージが変わりましたよね!
古酒の大きな魅力の一つである甘い香り。
皆さんも体感してみませんか?

泡盛好きの女子がおススメする、古酒の楽しみ方。


泡盛にも、ストレート、ロック、水割り、炭酸割りなど様々な飲み方がありますが、泡盛好きの女子たちがおススメする、古酒の楽しみ方はこれ。

“ちぶぐゎーでチビチビ”

「ちぶぐゎー」とは酒器のこと。日本酒で言うところのお猪口にあたる器のことです。
お猪口よりももっと小さい器で、これに古酒をそのまま注いでチビチビと舐めるように飲むのがおススメ。
グイっと飲んでしまうと、アルコール度数の高さを強く感じてしまいますが、チビチビとちょっとずつ口に含めば古酒のとてもいい香りと、まろやかな舌触りを楽しむことができます。

ここで主催の下向依梨さんが、古酒愛あふれるお話をしてくれましたよ。


チブグヮーのペンダントを持っている下向

 

下向:あのー、これなんだと思います?これチブグヮーなんですけど、ペンダントトップになってるんですよ。首からチブグヮーを下げることができるっていう。これは大宜味村の山上學さんという作家さんが作ったものなんですけど。

一同:笑。最高~!

下向:チブグヮーにもいろんなデザイン・形があって古酒を楽しむための小さなオシャレにもなるっていうのも楽しみ方の一つなんですけど、私が何よりも魅力だなって思うのが・・・

古酒を楽しみながら巡らす想い


お気に入りのチブグヮーを持つ下向。古酒の魅力を語る。

下向:私が何よりも魅力的だなと思うのが、そこに込められている歴史的な意味なんだよね。
沖縄戦で泡盛の歴史がリセットされて、それが戦後に復活したんだけど、戦前までは100年200年の古酒があったって言われてるんだよね。
でも今はもう手に入らない。
だから、これから100年200年寝ていく泡盛を飲みたいし、作ってほしいし、みんなで作りたいと思う。
言い換えると「平和な世の中をみんなで作っていきましょう」っていう意気込みでもあると思うんだよね。
そのメッセージに触れたときに泡盛の世界に完全に溺れた。笑
みんなで飲んでワーイ!って楽しむのも泡盛の良さだし、そういう時は新酒や炭酸割りを楽しむのもすごくいいと思うんだけど、
過去を振り返ったり未来を考えたりするときには古酒はぴったりだなと思うし、特に未来の平和に向けて古酒を飲むっていうのはとても意味のあるもだなと思うので、いろんな人にそんな楽しみ方をしていただけたらなと思ってます。

一同:(拍手)

古酒と合わせていただきたい銘菓とは?

ここで、下向依梨さんがおススメする、古酒に合わせたい“あて”をご紹介。


琉球王朝伝統の銘菓「冬瓜漬」

下向:みなさんこれご存知ですか?ある野菜なんですけど。
実は冬瓜なんです。冬瓜を砂糖につけたもので「冬瓜漬」といいます。
琉球王朝時代に、王様しか食べることができなかったもので古酒と合わせて食べていたと言われてます。

全員:えーーっ!そうなんだ!

下向:是非、古酒と一緒に食べてみて下さい。

全員:冬瓜漬の程良い甘さと古酒の香りが口の中で混ざると、とってもおいしい!

楽しみ方がわかる程に美味しく飲めるのが古酒!

古酒のまろやかさ、甘く芳醇な香り、比較することでわかる味わいの違い。
これを体感することで、泡盛の魅力に引き込まれていった泡盛好きの女子たち。
古酒の魅力を、あなたも是非感じてみてください。
下の写真のように、古酒がみんなを笑顔にしてくれること間違いなしです!

<第2回泡盛女子座談会>
主催 下向依梨
共催 久米仙酒造 株式会社
場所 ライフ ラウンジ(沖縄県那覇市泉崎 1-20-1 那覇OPA3階)