2019.3.7

泡盛に恋してる!?泡盛女子が語り合う「泡盛女子座談会」に潜入してきた

「泡盛がホントに大好きだ!」「もっと泡盛のことを知ってほしい!」という、今注目の泡盛インフルエンサー女子の6名が「泡盛にハマったきっかけ」や「泡盛への想い」を語り合う座談会が実現!

彼女たちが、どのように泡盛にハマり、好きになっていったのか。

これを読めば、きっとあなたも泡盛が好きになる!泡盛女子による座談会の様子を見てみましょう!

泡盛女子による座談会スタート!

皆が集まったところで、さっそく乾杯!乾杯のドリンクは……もちろん泡盛です!

それでは、皆が酔っ払ってしまう前に……ここで簡単な自己紹介を。

各々、泡盛が好きになったきっかけや、泡盛についてのエピソードを語っていただきました。

参加者紹介

牧野 ひとみ(まきの ひとみ:沖縄出身)

【泡盛大好きインフルエンサー】
沖縄民謡酒場で三線を弾いたりラジオに出演したりと、泡盛の魅力を伝えているインフルエンサー。

牧野:「牧野ひとみと申します。宜野湾市のラジオ番組に自身のコーナーを持っていて、そこで泡盛を紹介したりしています!今日もちょうどラジオ帰りに参加させてもらってます。

普段は泡盛の種類が豊富な民謡酒場で働いていて、県外から来たお客様に『こういう泡盛がいいですよー』って泡盛の普及活動をしています!『ひーちゃん』って呼んでください!」

伊藤 愛(いとう あい:県外出身)

【*泡盛マイスター】
2018年の春まで泡盛メーカーに勤務し泡盛の深い魅力を伝えていた。40以上の泡盛蔵巡りを経験。
*泡盛マイスター・・・泡盛に関する深い知識、高い技能を持つ者に沖縄県知事が認証する資格制度

伊藤:「普段はホテルに勤めているのですが、ちょっと前までは泡盛好きが高じて泡盛メーカーで働いていました。現在勤めているホテルでも、泡盛関連の業務は全部任せてもらっています!」

新里 葵(しんざと あおい:沖縄出身)

【2018年度「泡盛の女王」】
沖縄県酒造組合が主催する「第33回泡盛の女王選出大会」にて、2018年度の「泡盛の女王」に選出。泡盛の魅力を世界中に伝える活動をしている。

新里:「2018年の1年間『泡盛の女王』を務めさせていただきました!泡盛は普通においしいお酒だなーと思っています(笑)

それに加えて、やはり自分たちが生まれた土地のお酒だし、沖縄にとどまらない大きな可能性がありますよね!その魅力を伝えるお手伝いができればなと思い、色々な活動をしています。」

大岩迪子(おおいわ みちこ:沖縄出身)

【南島酒販勤務】
県内最大手の南島酒販勤務。酒販業界はみんな知っている妹的女子。

大岩:「西原町の南島酒販というお酒の問屋に勤めています。もちろん、泡盛以外のお酒も扱っているので、日々いろんなお酒に囲まれて仕事をしているんですけど、最終的にいきつくのはやはり泡盛!1番好きなお酒ですね。」

高野 桃佳(たかの ももか:県外出身)

【泡盛YouTuber】
twitterやYouTubeで泡盛の魅力や情報を発信している。YouTubetwitter

高野:「高野桃佳です。『ももち』と呼んでください!

千葉から一人旅で初めて沖縄に来て、沖縄が好きになりすぎて移住しちゃいました!そこから、何か始めようと思って今はYouTubeをやってます。

泡盛に関するYouTubeを始めて、泡盛のちゃんとした情報を届けなくちゃいけないなと思ってたくさん勉強しているうちに“泡盛に片思いしてる”感じというか…(笑)泡盛を通して、沖縄のことを色々と勉強中しています。」

下向 依梨(しもむかい えり:県外出身)

【泡盛ガール】
今回の座談会の主催者。大阪出身スイス育ちの泡盛大好き女子。様々な角度から泡盛の魅力を伝える伝道師。Instagram

下向:「『たくさんの人の日常に泡盛があるといいな~』と思って、『泡盛ガール』として、泡盛をPRするイベントをやったりしています。

本業は教育関係の会社を経営しているんですけど、生徒たちと泡盛がとっても重なる部分があるんです。どういう風に育てるか、どういう環境を作るかによって成長の仕方が大きく変わっていくという点は、教育も泡盛も似ているなと感じたりしています。

私も『泡盛に恋してる』て感じです!!!」

“泡盛に恋してる”って響き、なんだか素敵ですよね。今日の参加者はみんな“泡盛に恋してる女子たち”ってことにしましょう!

泡盛女子達が考える「泡盛の魅力」とは?

それぞれが、異なる形で泡盛と関わっている6人。

共通しているのは、みんな最初から泡盛が大好き!というわけではなかったこと。彼女たちは、どのように泡盛の魅力を気づき虜になっていったのでしょうか。

下向:「泡盛の魅力って、まだまだ周囲の人達に伝わりきっていないんじゃないのかな~って思っているんです。そもそも、私達も最初から泡盛が大好きだったわけではなくて、何かのきっかけで“泡盛に恋しちゃった”、いわば『魅力を見つけちゃった組』なんですよね。

そのきっかけを、まだ泡盛の魅力を見つけられていない人たちに共有することで、泡盛を知ってもらえる良いヒントになるんじゃないかなって思うんです!」

スタートから熱い泡盛愛が炸裂している、泡盛女子会!

下向さんの提案により、今回は『私が泡盛にハマるきっかけになった運命の泡盛』をテーマに、飲みながら語っていくことに。

皆さんが事前に準備してきた『運命の泡盛』を片手に、“泡盛に恋しちゃった”きっかけを聞いていきたいと思います!

【神村酒造「暖流」(かみむらしゅぞう だんりゅう)】

牧野:「私の運命の泡盛は、神村酒造さんの『暖流』。普通に飲んでいて出会ったのではなくて、初めてちゃんと酒造見学をした時に知ったんです。酒造見学に行ったきっかけは……忘れちゃったんだけどね(笑)

酒造見学に行くまでは『暖流』って泡盛も全く知らなかったんですけど、その時に衝撃を受けて!まず見た目からちょっと違うじゃないですか!『色がついてる泡盛あるんだ〜』って、新しい世界に触れた感覚でしたね。

そこから徐々に泡盛の世界に魅了されていった感じですかね!『暖流』って、人にオススメしても「美味しい」って言ってくれる事が多いんです。

そういう意味でも、私にとって本当に思い出深い泡盛。私は炭酸割りかストレートで飲むことが多いかな!」

高野 桃佳【津嘉山酒造所「國華」(つかやましゅぞうしょ こっか)】

高野:「私が持ってきたのは、津嘉山酒造所さんの『國華』。

お酒を造っている津嘉山酒造所は、建物自体が重要文化財になっていて、唯一戦前からある酒造所なんです。琉球大学で泡盛を研究している友達がいて、その子にいろいろ泡盛の話を聞いてる中で「見学行こうよ」って誘われて。酒造所見学に行ったときにこの泡盛に出会いました。

当時の暮らしとか、泡盛が造られている背景とか、そういうストーリーを知ってすごく魅力的に感じたんですよね。

見学している時は、100%理解できたわけじゃないんですけど、興味を持って泡盛に接するうちに、その時聞いたことがわかるようになってきて、より一層その世界観に惹かれるようになりました。」

伊藤 愛【やんばる酒造「まるた」】

伊藤:「私、沖縄に住んで8年目なんですけど、最初来たのは自動車の教習所に通うために来た時で、もう10年以上前になるんです。当時、一緒に教習所に通ってた友達とバーベキューしようってことになったんですけど、そこで知り合いになった人と付き合うことになって、それから沖縄を好きになっていった……」

全員:「えーーーっ!!何そのエピソード!!!というか、泡盛関係ないじゃん!!(笑)」

伊藤:「いやいや、それが関係あるんですって!!!(笑)そのバーベキューの時、みんなで飲んでいたのがこの『まるた』という銘柄だったんです。あの当時、なぜだかわからないけど飲み会の時は常にこの泡盛があったなぁ……。だから、色んな意味で思い出のお酒なんです。

その時は全然味の違いとかは分からなかったんですけど、ちょっとずつ興味を持ちはじめて酒造所の見学に行くようになってから、泡盛の味も含めて好きになっていきましたね。

もう40以上の酒造所に行ってるんだけど、様々な種類、ストーリー、味があるってわかってきた時、より一層泡盛を好きになりました」

新里 葵【石川酒造場「甕仕込」(いしかわしゅぞうじょう かめじこみ)】

新里:「あの〜『泡盛の女王』という身分なので……何を出していいのかわからないんですけども……(笑)」

全員:「確かにね(笑)まぁ、今回は個人的な意見ということで!!」

新里:「私、お酒が飲めるようになって、初めて飲んだお酒が泡盛というわけではないし、そんなに酒飲みなわけでもないし、缶チューハイとかを飲んでいる女の子なんです。かわいいじらー(=かわいいふり)の女の子!」

全員:「嘘〜〜〜!!(大爆笑)」

新里:「でもある日、沖縄が地元なのに、この土地のことを全然知らないなーって気づかされることがあったんです。それから、沖縄のことをもっと勉強しようって思って!そのタイミングで、お酒好きということもあり、泡盛のことをもっと深く知ろうと決意したんです。

泡盛のことを勉強する試験があって、その授業の中ではテイスティングとか実技や、“泡盛の表現方法”などの授業があったんですけど、最初は全然香りのこととかわからなくて!!『全部アルコールじゃん!!』みたいな(笑)

だけど、不思議なものでテイスティングの数を重ねるごとに香りの違いが分かるようになってきたんです。『これが違いか!』って分かったときに、泡盛って面白いなと染み染み感じて……。違いがわかるようになったタイミングで出会った泡盛が、この石川酒造場さんの『甕仕込』。

“アルコールの向こう側”がわかるようになった時に飲んだ泡盛なので、私にとっては思い出の1本です。泡盛って、香りの違いが分かるようになると本当に面白いんですよね!」

下向依梨【伊平屋酒造所「照島」(いへやしゅぞうしょう てるしま)】

下向:「たまたま、ある酒造所さんから誘われて、飲み比べ会に参加したことがあったんですけど、その時に『えっ!?同じ酒造所なのにこんなに味違うの!?香りも違うの!?しかも*古酒(こしゅ)超甘い!?スイーツじゃん!』ってなったのが、泡盛を好きになったきっかけでした。

*古酒・・3年以上熟成させた泡盛。熟成させるほどに風味が増す。

それから、色んな泡盛を飲むようになって、さっき新里さんが言っていた“アルコールの向こう側”みたいなのを楽しめるようになったきっかけがこの泡盛!伊平屋酒造所さんの『照島』です。

この泡盛はお米の香りのパンチがすごくて、『泡盛って味にこんな奥行きがあるんだ!』って感じたんです。この泡盛を飲んですぐ、『酒造所に行きたい!!』って思って、翌月には伊平屋島行きの船に乗ってました(笑)」

全員:「すごい行動力だね!(笑)」

下向:「やっぱね、酒造所に行って深まる泡盛愛ってあるんですよ!」

大岩迪子【識名酒造(しきな しゅぞう)「時雨」を忠孝酒造の南蛮荒焼甕で熟成させたもの】

下向:「え〜と、皆さん一般発売されている泡盛を持ってきてくれた中で、大岩さん1人だけちょっと違う感じの物をもってきているようですね(笑)どういうことか詳しく説明してもらいましょう(笑)」

大岩:「これを見るだけで特別だってわかる皆さん、さすがですね!(笑)そう、これは『忠孝酒造(ちゅうこうしゅぞう)』さんの『南蛮荒焼甕(なんばんあらやきがめ)』。いわゆる*甕(かめ)ですね!

そして、この中に入っているのは、『識名酒造(しきなしゅぞう)』さんの『時雨(しぐれ)』なんです!」

なんと、大岩さんが持ってきたのは『忠孝酒造(ちゅうこうしゅぞう)』が作った甕で、『識名酒造(しきなしゅぞう)』の泡盛を熟成させている珍しい1品。

大岩:『私も問屋という立場上、1つ泡盛を選ぶということが難しいんですけど、泡盛を好きになったきっかけになったのがこれなんです。

今の会社に入った直後に、ある居酒屋さんを訪れる機会があったんですけど、そこの店主さんが忠孝酒造さんの甕に、識名酒造さんの『時雨』を入れて10年くらい置いてるっていう泡盛を保有していたんです。

それを飲ませてもらったら、本当にメープルシロップのような香りを感じて!!!『泡盛ってこんなに美味しんだ』って、ものすごい衝撃を受けたんです。

早速次の日に真似して作ったのが、今日持ってきたこの泡盛。もうすぐ5年熟成になるかな。さっき香りを嗅いでみたんですけど、正直まだメープルシロップのような香りにはなっていないかな……。あの時の味に近づけるには、もっと育てる必要がありそうです!」

大岩さんの持ってきた、泡盛に皆さん興味津々!「匂い嗅ぎたーい!」「泡盛のポテンシャルを感じる!」「育てる泡盛っていいよね!」と、一層泡盛トークに花が咲いていました。

新里:「なんか、泡盛合コンってやってみたら面白そうじゃない?」

下向:「泡盛合コン?」

新里:「いろんな泡盛並べて、自分の好きな泡盛を見つけるの!要するに、色んな泡盛の飲み比べ!まだ泡盛の魅力に気づいていない人にとっても、自分の好きな泡盛をみつけられる良いきっかけになるかも。」

下向:「いいね!女の子主導でやってみたい!!」

相性のいい泡盛を見つける“泡盛合コン”が実現する日も近いかも?笑

泡盛女子座談会を終えて


泡盛女子の皆さんに、泡盛が好きになったきっかけを語っていただきました。

酒造所見学に行って好きなった、香りの違いをわかるようになって好きになった、沖縄の思い出がきっかけになったなど、皆さんそれぞれのエピソードがありましたね!

共通していたことは、皆さんが最初から泡盛に興味があったわけではなく、“何気ないきっかけ”で泡盛を好きになったということ。普通に生活する中で、深く関わりを持つことのない泡盛ですが、ちょっとしたきっかけで触れてみることでその世界観の虜になることもあるんですね!

何事も、まずは触れてみることが大切。「せっかく沖縄に来たから飲んでみた」「沖縄料理屋で試してみた」「たまたま友達の家にあったから飲んでみた」など、最初は興味本位でOK !泡盛女子達のように“何気ないきっかけ”で、泡盛を好きになってしまうかもしれませんよ!

<第1回泡盛女子座談会>
主催:下向依梨
共催:久米仙酒造 株式会社
場所:じまんや(沖縄県那覇市牧志2-17-46)