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なぜグレーンウイスキーでなく「ライスウイスキー 」を名乗るのか?

2021年11月12日 16:53:00

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます。


先日SNSでこんなご質問を頂きました。

「なぜ沖縄BLUEは、お米が原料なのにグレーンウイスキーと名乗れないんですか?グレーンとは穀類の意味、お米だけ仲間外れにされた感じでしょうか?日本の酒税法が歪んでいると云うか、「米焼酎」を独立したカテゴリーに据える必要性からの差別化なのか?とも思いますが…」


と、こういった内容。

似たようなお問い合わせを各所から頂きますので、こちらでお答えしたいと思います。


「グレーン=穀類」なのに、お米のウイスキーが「グレーンウイスキー」を名乗れないワケ


ちょっと専門的なご説明になりますが、少しだけお付き合いください。

お酒を作る中で<糖化 → 発酵 → 蒸留>という工程を経るのですが、グレーンウイスキーを名乗るためには「麦芽を使って糖化」させなければならない、という酒税法上のルールがあります。


なので、例えば

「お米を原料に、麦芽を使って糖化」した場合はグレーンウイスキーと名乗れるのです。


その一方、

『沖縄 BLUE 8年』は泡盛の製造方法で原酒を作っているため「米麹を使っての糖化」という工程が欠かせません。このため「麦芽を使っての糖化」という日本の酒税法上の要件を満たせずグレーンウイスキーを名乗ることができないのです。


こうした税法上のルールの中でも「ウイスキー」を名乗るため、私たちが行ったのが新たな道です。スコッチウイスキーを10%ブレンドし、「ライスウイスキー」という新たなカテゴリーのウイスキーとしてリリースすることにしたのです。


決して「奇をてらったネーミング」ではないんですよ(^^;)


「ライスウイスキー」に込めた想い

今は「ライスウイスキー」という言葉自体が聞きなれないワードかもしれませんが、5年後、10年後、30年後には一般的になっているかもしれません。


実際SNSで、ご質問を頂いた方からこんなコメントも頂いています。

「50年~100年もすると常識が覆ることがあります。第二次世界大戦前では「ウイスキー」と言えば「アイリッシュ」を意味する時代もあったそうです。」


とのこと。第二次世界大戦前の情報は私たちも知りませんでした。ありがとうございます!


ただ、こうした面からも「ライスウイスキー」の美味しさや名称が一般的になれば「米麹で糖化したお酒」でも日本の酒税法上「ウイスキー」と名乗ることができる日が来るかもしれません。するとお米由来のお酒がより広くウイスキーとして広まっていく未来が来るかもしれません。


こうした時代の変遷を見据え、

泡盛の世界を広げるための挑戦として造ったのが『沖縄 BLUE 8年』です。


味わいの面でも、ベテランバーテンダー「似た味わいのウイスキーは思い浮かばない」と評した稀少性の高いものになっています。現在一般販売もスタートしています。

この志に共感頂ける方はぜひ味わってみてください。


きっと後悔させないです。

それくらい間違いなく美味しいです。心からオススメします!

商品販売ページ:

https://kumesenshop.com/products/okinawablue8years-g

ご相談・お問い合わせはお気軽に。

098-832-3133