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沖縄の「屋号」本土より面白い説

2021年07月07日 09:00:00

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます。

意外と好評な「沖縄ローカル文化特集」第二弾!


沖縄県民には珍しい苗字に続いて

(苗字を取り上げた記事はコチラ

沖縄独自の「屋号」についてお届けします!

okinawayagou01

画像デザイン引用:https://www.tbs.co.jp/suiyobinodowntown/

苗字ってそれぞれ由来があり、ルーツがあり、狭い沖縄でも初めて見る苗字がまだまだ沢山あります。

離島によって、県内でも地域によって個性が現れるのは面白いですよね!


しかし今回は、沖縄の苗字からさらに深掘りして「屋号」。

一般的に屋号といえば、商売する上でのお店の名前…というイメージが強いかもしれませんが、沖縄の屋号は一味違います!


「家号」「屋号」「ヤーンナー」とも呼ばれ、

沖縄独自のルールや歴史があるんですよ!


そもそも、屋号とは…

一門・一家の特徴を基に家に付けられる称号のこと。

江戸時代は、原則として身分制度により武士以外の者が苗字を名乗る事が認められていなかったため、人口が増加するにつれ同地域内で同じ名を持つ者が増え、個人を特定・判別しにくくなった。旧来の集落単位では人別が出来なくなり、商人や農家が、集落内で取引あるいは日常生活に不便を生じたことから、家ごとに名称を付け、これを人別判別材料として使うようになった。(Wikipediaより抜粋)


と、あります。


実は沖縄でも同じような機能なんですが、

沖縄での屋号はもっとユルくて面白いんです!


小さい頃おばあちゃん家近所で遊んでいて、
商店に買い物へ行くとこんなやりとりがありました。


おじさん「あんた、どこの子ね?」

「〇城です、どこどこの〇城」


おじさん「〇城はいっぱいいるさ~あっちのね?」

「あっち曲がって、あそこの…」


おじさん「あ~ナーカヌヤ(←これが屋号)のね」

「ナーカヌ…ナーカヌ…?」


こういった会話がありました(笑)
今思えば、個人情報なんてありませんでしたね~


特に沖縄では、隣の家も向かいの家もみんな同じ苗字ばかりでしたからね。

同じ苗字の方が多く地縁や血縁を重んじる傾向が多いため、屋号が重要な役割を果たしています。


ちなみに、方言で
「ナーカヌヤ」標準語すると真ん中の家。

「メーヌヤー」前の家

「クシヌヤー」後の家など、場所を表しております。


東西でいいますと、「アガリ(東)・イリ(西)」。
アガリヌヤー(東の家)・イリヌヤー(西の家)

(ちなみに沖縄の方言で「北」は「ニシ」って言いますw そういえば ニシヌヤーはあまり聞かない…)


また職業ですと「カンジャーヤ」は標準語で言えば鍛冶屋さん

「セーク」だど、大工さん。など、

ほんとに屋号にはそれぞれのルーツがあります。

沖縄の新聞に掲載されるお悔やみ欄では、亡くなった方のお名前の下に屋号が記載されていたりします。

なんか、本土の屋号にも負けないくらい歴史やルーツがあって面白いですよね♪


ちなみに、

試しに久米仙酒造の従業員に聞いてみました!

「あなたの屋号教えてださい(笑)」→かなり強引!

するとすると…3分の2以上、屋号が分からない。

そもそも、屋号って?と聞かれたりしました。

もうあまり一般的ではない、というのが実態かもしれませんね…。


でも、一応知っている人に聞いた結果がこちらです。


【玉井小・タマイグヮー】

【ジョウグヮー】

【クシヌヤー】(後の家)

【ミージマ】

【メ―メカル】

【新仲本小・ミーナカモトグヮー】

【ナーカヌヤ】(真ん中の家)

【ギンキョウヤ】

【ヤナギウジ】


わたくし、何を打ち込んでいるのか…(笑)混乱してきました。

初めて見た方からすると、イントネーションが分からず新たな虫の名前?なのか、と見間違えますよね。

でもその実、全てに意味があり、漢字表記やカタカナ表記。地域制や職業、所在地と、色々と分かる事があります。

そして沖縄で屋号が特に意識されるのは、4月から5月初旬にかけて親戚がお墓で集まる「清明祭(方言でシーミーというお墓参りの行事。お墓を掃除した後、ご先祖様へ果物やご馳走をお供えし、日頃の報告などを行い「ウチカビ」というあの世のお金を燃やし線香をあげます。(方言でウートートー


お墓にブルーシートを広げ、みんなで食事をしてゆっくり過ごします。

小さい頃は親戚みんなで集まり食事して、ピクニックみたいに思っていました(笑)

そしてシーミーには欠かせない、お供えに必要なお酒。

それが「久米仙酒造のグリーンペットキャップ付き」♪


某日本酒メーカーさんも出していますが、このキャップ付きがいいんです。

おちょこ代わりにもなりますし、ペットボトルなので、持ち運びにも向いております!

気になる方はぜひどうぞ!


また色々調べていきますと、https://www.shurei.com/様のサイトから沖縄の苗字一覧や、表札、屋号一覧が物凄い数が出てきます!


県内の人でも初めて見る文字ばかりで、見ていて驚きばかりで楽しいですよ。

次回も沖縄の発見をお届けしていきます!お楽しみに~。

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