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新商品『完熟たんかんサワーの素』の開発ウラ話を工場長に聞いてみた

2021年01月19日 17:55:00

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます!

企画室のカイです。


先日情報解禁となった久米仙酒造の新商品!

サワーシリーズ第二弾の『完熟たんかんサワーの素』ですが、実はこのたんかんサワーの素。

これまで様々な新たな挑戦を重ねてきた久米仙酒造の中にあって、さらに新しい試みを積み重ねた新商品なんです!


そこで今回、新商品の味わいを作り上げた松村工場長に、様々な挑戦の連続だった開発ウラ話を伺いました!新商品がカタチになるまでのプロセスがわかって面白いのでぜひご覧ください!

久米仙酒造 工場長 松村和幸 略歴:

沖縄県生まれ。2007年に久米仙酒造株式会社入社。今年13年目。4年前、卓越した味覚で醸造責任者に抜擢。2020年7月、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2020」の金賞・銀賞・銅賞、同時受賞。今回の新商品『完熟たんかんサワーの素』の味わいを作り上げた。


そもそも『たんかん』とは?

たんかんとは、「ぽんかん」と「ネーブルオレンジ」の自然配合でできた柑橘類。『南国のみかん』として沖縄では一般的な果物です。非常にジューシーで濃厚な甘さとほどよい酸味が特徴で、ビタミンCが豊富に含まれることでも注目されています。その量は「温州みかん」と比べて約2倍!柑橘類でも随一のビタミンC含有量を誇る果物です。


今回はそんな『南国のみかん:たんかん』を素材としたお酒を作りました。

では、本題…『完熟たんかんサワーの素』の開発ウラ話をどうぞ


最初にイメージしたのは「皮をむいた時にパッと拡がる甘くて爽やかな柑橘の香り」


インタビュアー カイ(以下、イ):

それでは新商品『完熟たんかんサワーの素』の開発ウラ話をインタビューさせてもらいたいと思います。

よろしくお願いします。


松村工場長:

よろしくお願いしまーす。


イ:

今回、松村工場長には、完熟たんかんサワーの素の味わいをゼロから作ってもらったんですけど、その中で意識していたこととかあったら教えてもらえますか?

松村工場長:

そうですね。まぁ色々ありますけど一番最初にイメージしたのは「たんかんの皮をむいた時にパッと拡がる甘い香り」があるじゃないですか。それを再現したいなって思ったのが最初の試作品で意識したことでした。


イ:

たしかに!今回すごく香り高く出来上がっていますよね。


実は初めての試み!?「社員みんなで味わいをゼロから作り上げた


松村工場長:

そうそう、そこからみんなで味わいを作っていくのは、今までの久米仙でありそうでなかったから楽しい体験でしたね。試作品の量が半端じゃなかったんですけど、みんなが納得できる味わいを作れたのは、造り手としては嬉しい体験でもありました。


イ:

あれ?そうなんですね。


松村工場長:

うん実はそう。実は今まで企画担当者と経営陣で味わいを決めることがほとんどだったから、みんなで味わいをゼロから作ることはなかったんですよ。実際他社さんもあまりやってないんじゃないですかね…。そういう意味ではここも新しい試みでした。

お客さんに近い営業部のメンバーも入って味わいを作れたので、前回のシークワーサーサワーとはまた違った味わいを楽しめると思います。

こちらが実際の試飲会の様子。工場長が数パターンの味わいを試作し、皆の意見を吸い上げ味わいを調整。これを何度も繰り返しました。


イ:

たしかに。今回の新商品が「頑張った週末の夜、リラックスタイムに飲んで欲しい」っていうのがコンセプトだったので、実際に沖縄の週末をイメージして、ピザとか食べ合わせたりして味わいを作り上げていった感じでしたよね。

松村工場長:

そうそう「これ旨い!もう一杯飲みたい」って思えるようなバランスに仕上げたかったので、甘みとか香り、酸味のバランスを整えるのが実は大変でした。でも、造り手としてはすごく納得のいく完成した味わいに仕上がったと思うので、ぜひ多くの人に味わってもらいたいですね。


実は他社がやっていない3つの挑戦があった『完熟たんかんサワーの素』


イ:

実際、味わいを作っていく中で、今までやっていなかった試みってあったんですか?


松村工場長:

そもそも『たんかん』を使ったお酒自体、ほとんど他社がやってない素材だからこの時点でチャレンジでしたね。


しかも、今回は皮をむいた時に拡がる甘い柑橘の香りを再現したかったので、果皮抽出エキス…これ実はたんかんの皮を絞って精製した精油なんですけど、これも他社は原価が高くなりすぎるために使わない素材ですし…。かなりこだわって作ってるので他とは比べ物にならないくらい香り高く、美味しく仕上がってると思いますよ。


イ:

そうそう、試作品の段階でビックリしたんですが、精油が入ると香り高さが段違いなんですよね!

松村工場長:

そう。そして実はシークワーサーサワーの素でも使ったんですけど、深い甘みとか旨みを出すために、沖縄の天然塩も使ってるんですよ。甘味料を極力使いたくなかったのでこれで自然な甘みを出せたのは良かったかな、と思います。


イ:

実際甘みを出すために塩を使うってのは造り手のノウハウとして、今まであったものなんですか?


松村工場長:

いや、味わいのイメージで足してみただけだからノウハウとしてはありませんでした。他社の商品にも塩って書いてあるのは見たことないから、試作品づくりの中で生まれたアイデアが当たった感じですね


イ:

おー!だから甘すぎず、自然な甘みの中に深い旨みを感じる味わいに仕上がってるんですね。


自由にアレンジして自分好みの味わいで楽しんでほしい


イ:

造り手としてこんな風に楽しんで欲しい、とかありますか?

松村工場長:

造り手としてのベストは尽くしたので、あとは自分好みの楽しみ方でお酒を堪能してもらえたらいいかな…と思います。それが今回のコンセプトでしたからね。オンライン飲み会とか家飲みが増えて、自由にアレンジしてお酒を楽しむスタイルが生まれたから、そんなシーンに合わせたお酒を作りたいって。だから、自分なりの美味しい飲み方を見つける体験も楽しんでもらえたらそれだけで嬉しいです。


イ:

そうですね!気分に合わせて飲み方も色々自分好みに変えられるのも『完熟たんかんサワーの素』の魅力の1つでした。開発ウラ話はこんな感じですかね。今回はお話を聞かせてもらい、ありがとうございました!


松村工場長:

はい、ありがとうございました。


『完熟たんかんサワーの素』2021年2月1日(月)発売!

挑戦を続ける久米仙酒造のお酒の中でもさらに新たな挑戦を重ねて作り上げた新しい味わい!

ぜひお楽しみにお待ちください!

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