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【高濃度アルコール・消毒用エタノール関連】注意喚起情報まとめ

2020年06月03日 17:07:00

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、ありがとうございます。


弊社は、厚生労働省の特例措置に基づき、4月より高濃度アルコールや消毒用エタノールの製造と情報発信を行ってきましたが、面白いもので、情報発信をすればするほど、それに関連する様々なニュースや現場の実態、注意喚起の情報が私たちの元に寄せられます。


そこで今回は、そういった注意喚起の情報の中で、皆様に特に関係がありそうなものをまとめましたので、参考にしてみてください。


なお、各項目について専門的な内容は長文になりすぎるので、ざっくりとまとめております。あらかじめご了承ください。


 「除菌」製品と、「消毒用」製品の違い

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「除菌」製品は、菌の数を減らせればOKで病原性がなくなるかどうかは、問われません。法規制もないので各企業が勝手に「除菌」を名乗ってもOK。


「消毒用」製品は、病原性をなくす必要があり、法規制も働いているため規格通りじゃないと「消毒用」を名乗ることができません。


今回、弊社で製造している高濃度アルコール消毒用エタノールは、厚生労働省の特例措置や国税庁の法規制のもとで「消毒用エタノールの代替品として差し支えないもの」として、販売している消毒用製品、ということになりますね。


除菌製品だと新型コロナウイルスに効果がない、というわけではありませんが、除菌製品を購入する際はアルコール度数をきちん確認した上でのご購入がオススメです。


高濃度アルコールによる火気トラブルが頻発

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消防署からの情報提供でわかったことですが…高濃度アルコールによる火気トラブルが増えているようです。

というのも、高濃度アルコールを手にまぶして、完全に蒸発する前にタバコを吸おうとして火がアルコール分に引火し、火傷を負う結果になった、といった事例です。


高濃度アルコール消毒用エタノールは完全に蒸発するまで少し時間がかかります。15秒から30秒は手指の細菌やウイルスを除菌をするためにも必要な時間だったりもするので、火気を扱うときにはそれ以上の時間を置いてから火を扱うようにしましょう。


弊社の高濃度アルコールや消毒用エタノールは、麹の香りがしますが、これが時間が経つと消えます。これがだいたい30秒くらい経てば香りが消えるので、この香りが消えるくらいまでは火気を控える、という感じの目安に使ってもらってもいいのではないかと思います。


次亜塩素酸水の有効性に疑問符

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こちらは最近ニュースにもなっていますが「次亜塩素酸水を空気中に噴霧すると、コロナに有効」と謳っている商品に関して、科学的な有効性が確認されなかった、というものです(ニュース:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200603/k10012456371000.html)(根拠:経済産業省の資料:https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005-3.pdf)。


そこで次亜塩素酸水消毒用エタノールの違いについてまとめてみました。


次亜塩素酸水は

  • 生成した時点からどんどん分解されるので使用期限が短い
  • 手垢や皮脂汚れに反応してすぐに変性するので、ウイルス除菌効果が低下する場合がある(事前に汚れを拭き取らないと正しい除菌効果が発揮されない)
  • 何かに付着すると、その瞬間「薄い塩酸」になるため、吸引したり体内に取り込まれると有害で、しかもコロナウイルスへの有効性も証明されていない


一方、

高濃度アルコールや消毒用エタノールは

  • 基本的に時間の経過によって成分が変性しないので使用期限がない(アルコール分蒸発による除菌効果低下は考えられるので、きちんと蒸発しないよう密封した容器に入れてください)
  • アルコールは、手垢や皮脂汚れによって除菌効果が低下することはない(とはいえ手洗い・うがいは有効なので、手洗いはしっかりしましょう)
  • 吸引や体内に取り込んでも(アレルギー等を除いて)無害。
  • 高濃度アルコールによるコロナウイルス除菌の効果は証明されている(根拠:厚生労働省:https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/items/200423_kiho_jimu2.pdf



要するに、消毒用エタノールが手に入らない状況だから、塩素系消毒液を代替するという話が持ち上がった背景があり、消毒用エタノールが手に入る状況では、


高濃度アルコール・消毒用エタノール  >  次亜塩素酸水


というものです。わかりづらいですよね。


無水エタノールを希釈する場合、精製水は不要。水道水で十分

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無水エタノールというのは、アルコール度数を99.5%までに高めて、保管流通させやすくしたもので、手指消毒用に使うには水で薄める必要があります。


ただ、病院での傷の手当や手術といった医療処置以外で、手指消毒のために希釈する場合「水道水」で十分だそうです。(根拠:厚生労働省資料:https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000624088.pdf


むしろメディアの報道によって「精製水」が一般の人に買い占められ、本当に必要な医療機関で不足している、との実態があるそう。

本当に必要なところに必要な資材が届くようにするためにも、私たち一般人が無水エタノールを希釈する場合は、水道水を使うのが望ましいようです。


ちなみに、弊社の高濃度アルコール・消毒用エタノールは既に手指消毒に適した濃度に調整してありますので、希釈は不要です。消毒効果を維持するため、そのままの濃度でお使いください。



以上、

高濃度アルコールや消毒用エタノールに関する注意喚起情報まとめでした。


最近はニュースを見ていても不安を煽るばかりのものが多いので、正しい情報を知って、無駄に不安を抱えないようにしたいものですね。


今後も、こういった情報発信も含めて「いま酒造メーカーとしてできること」を考え、少しでも早く新型コロナウイルス感染拡大が終息に向かうよう努力して参りたいと思います。今後とも久米仙酒造をよろしくお願い致します。



【飲用可】手指消毒にも使える高濃度アルコール販売ページはコチラ


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高濃度アルコール・消毒用エタノールの情報まとめページはコチラ

https://kumesen.co.jp/info/20200601-1721/

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