よくあるご質問

泡盛に関する疑問・質問にお答えします。
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  • 泡盛には、最高どのくらいのアルコール度数があるの?

    酒税上泡盛の度数は、45度未満と決められており、県内の泡盛のほとんどが最高43度となっています。

  • 自宅で甕入りの泡盛を作りたいのですが…?

    甕入り古酒の奥深い芳醇な香りは、泡盛の香味成分の変化と甕の壁面からの香気成分によるものなので、美味しい古酒作りには、泡盛と甕との相性が大切。
    古酒用の甕は、上薬がかかっていない荒焼きのものが最も適しています。
    また寝かせる泡盛は、できるだけ度数の高いものを。

  • 泡盛は、どのくらいの期間、保存できますか?

    蒸留酒は、アルコール度数が高いので、密封していれば腐敗することはありません。
    むしろ、熟成がすすんでいくので良くなっていきます。そのため、保存期間の限度はありません。
    中国では、1000年前の蒸留酒が見つかり、保存状態がよかった為に、十分飲めるものであったという例もあります。
    しかし、甕などの陶器に入った泡盛の場合は、陶器の表面からアルコールが蒸発していく為、約一年ほどで、お酒の度数が低くなってしまいます。
    それを防ぐために「仕次ぎ」という古酒造りには欠かせない作業が必要になります。

  • ビン詰めされた泡盛は、密封しているけど?熟成するのかな?

    泡盛は、ボトルでも熟成します。
    密封容器での泡盛の熟成は、なかに含まれる味や香りの元になる成分が科学変化することにより行なわれるので、その熟成期間が長いほど、美味しい古酒になります。

  • 泡盛って料理にも使えるのでしょうか?

    泡盛は、飲むだけでなく料理の味付けにもよく利用され、特に肉料理に使うと、泡盛が肉に染み込み、肉の臭みを取ったり、やわらかく仕上げることができます。
    泡盛のおつまみで有名な「とうふよう」も泡盛を使った料理の一つです。

  • 果物や野菜、薬草を使った薬味酒を作りたいのですが、泡盛でもできますか?

    もちろん大丈夫です!
    泡盛の特徴である味や香りと、漬け込む素材の味にプラスされ、より深い味わいになります。
    また、通常、果実酒や薬味酒を作る際は、ホワイトリカーが使われますが、漬け込む素材の成分を引き出したり、漬け込んでいる間に、素材から水分がでてきて味が、薄くなってしまわない為にも、度数の高い泡盛(35度ぐらい)が、最適だと思いますよ。

  • 黒麹で作る泡盛は、やっぱり黒っぽい焼酎になるの?

    麹の種類には、黒麹、白麹、黄麹などがあり、それぞれの麹胞子の色からそうよばれています。
    泡盛はその中の黒麹で作られていて、製造工程のもろみを作る段階までは、黒麹の色が残っているのですが、その「もろみ」を蒸留すると、麹の黒っぽい色はぬけ、透明なお酒になります。
    これは、白・黄麹でも同じように蒸留によって麹の色は抜けます。
    しかし、泡盛は、「全麹仕込み」という原料全てを麹にする製法なので、お酒の味には、黒麹のもつ独特の風味が生かされているのです。